札幌のペットホテルの選び方と料金相場を徹底解説

ここでは料金の相場、選び方、預ける前の準備、シニア犬や持病のある子への対応までまとめました。
実際の公式料金を表で並べているので、自分の子のサイズと予算に合う店舗を見比べられます。後悔しないための見学チェックも入れました。
札幌のペットホテルとは?仕組みと利用シーンを解説

ペットホテルは、飼い主が留守にする間に犬や猫を預かってくれる施設です。札幌では動物病院が併設するタイプ、トリミングサロン併設タイプ、犬専用の完全個室タイプなど運営形態がさまざまあります。
私の感覚では、急な出張より「結婚式・法事・入院」など外せない予定での利用が多い印象です。日帰りで数時間だけ、という使い方もできます。
ペットホテルでできること
基本は宿泊と食事、トイレの世話、運動です。店舗によっては散歩やトリミング、投薬の対応まで引き受けてくれます。
たとえば旭ヶ丘ペットクラブは食事が基本持ち込みで、用意してもらう場合は1食100円〜、お散歩追加は1泊+500円と明記されています。
預けられる動物の種類とサイズ
犬・猫が中心ですが、小動物を受け入れる店舗もあります。前述の旭ヶ丘ペットクラブは小動物を2,500円〜で預かっています。
犬はサイズで料金が分かれるのが普通です。新札幌の動物病院では6kg未満・6〜15kg・15〜24kg・24kg〜の4区分に分かれていました。自分の子の体重を量ってから探すと話が早いです。
一時預かりと宿泊の違い
宿泊は1泊単位、一時預かりは時間単位です。新札幌の動物病院だと、小型犬は1泊3,000円、日帰り1,500円、1時間400円と段階的に設定されています。
数時間だけなら一時預かり、夜をまたぐなら宿泊。当日のちょっとした用事には一時預かりが向いています。
札幌のペットホテルの費用相場と料金体系
私が公式料金を調べた範囲では、小型犬の1泊は2,750円〜5,000円あたりに収まる店舗が多かったです。中型・大型はそこに1,000〜2,000円ずつ上乗せされていく形が一般的でした。

宿泊(1泊2日)の料金の考え方
「1泊」が何時から何時までを指すかは店舗で違います。ペットのお風呂やWONWONは朝10:00〜翌日19:00までで1泊、連泊は10%引きと明記しています。
犬専用完全個室のペットホテルは1泊最大37.5時間まで、チェックインは9:00〜、チェックアウトは翌19:00までと幅があります。同じ「1泊」でも預かり時間が違うので、ここは必ず確認してください。
サイズ別(S・M・L)の料金目安
実際の公式料金を並べました。同じ小型犬でも店舗で1.5倍ほど差が出ます。
| 店舗 | 小型犬 | 中型犬 | 大型犬 |
|---|---|---|---|
| ペットのお風呂やWONWON | 2,750円 | 3,850円 | 4,950円 |
| ペットハウステンテン | 3,300円(税込) | 5,500円(税込) | 7,700円(税込) |
| 旭ヶ丘ペットクラブ(犬舎) | 4,000円 | 4,500円 | 6,500円 |
| ルル動物病院 | 3,500円(〜6kg) | 4,500円(13〜20kg) | 5,000円(20kg〜) |
オプション・同室利用・一時預かりの料金
見落としやすいのが看護料です。円山動物病院は看護料(1泊)2,200円が宿泊料とは別。ルル動物病院も看護料が500円〜/日かかります。
同室利用(多頭を一部屋に)はむしろ安くなる店もあります。犬専用完全個室のホテルは小型犬2頭で7,000円、3頭で9,000円と頭数加算式でした。一時預かりはWONWONが1時間330円です。
個室と相部屋で変わる費用
ワンランク上の個室・専用ルームは料金が跳ね上がります。ペットハウステンテンはミニ リラクゼーションルーム8,800円、リラクゼーションルーム11,000円(いずれも税込)。通常の小型犬3,300円と比べると倍以上です。
正直、ここは予算と子の性格しだいです。神経質な子なら個室代を払う価値はある、というのが私の本音です。
失敗しない札幌のペットホテルの選び方
値段だけで決めると後悔します。私が見学を勧めるときに見てもらうのは、個室か相部屋か・スタッフ体制・安全管理・口コミの4点です。

個室か相部屋かで選ぶ
他の犬の気配が苦手な子は完全個室が安心です。札幌には犬専用のオール完全個室をうたうホテルもあります。逆に犬好きで寂しがりな子なら、相部屋やランで過ごせる店の方が落ち着くこともあります。
うちのサロンのお客さまでも、ここは子によって正反対でした。性格で選んでください。
スタッフの資格・体制で選ぶ
動物病院併設のホテルは、看護師や獣医が常駐している点が強みです。新札幌の動物病院、円山動物病院、ルル動物病院などが該当します。
投薬や持病がある子なら、私は迷わず病院併設を選びます。万一のとき同じ建物で診てもらえる安心感は大きいです。
空調・防犯・防災など安全管理で選ぶ
札幌は冬の冷え込みと夏の急な高温の両方があります。空調が効いているか、停電や災害時の対応はどうかは見学で必ず聞いてください。
完全個室タイプは温度管理がしやすい構造のところが多いです。一方で相部屋は他の子の体温で暖まる利点もある。一長一短です。
口コミ・評判の見極め方
口コミは「悪い評価がどう書かれているか」を読むのがコツです。星の数より、対応の具体的なエピソードに目を通してください。
私の経験上、本当に良い店は飼い主からの細かい要望に文句を言いません。送り迎えのときのスタッフの表情も、行けば分かります。
利用前に準備するものと預かり条件

準備で一番つまずくのがワクチンです。証明がないと預かりを断られたり、部屋が制限されたりします。早めに動物病院で確認してください。
ワクチン接種証明と健康状態の条件
旭ヶ丘ペットクラブでは、ランコースを使うのに混合ワクチン接種証明または抗体検査証(有効期限内)が必要で、無い場合は犬舎コースでの宿泊になります。
接種から数日空ける指定がある店もあるので、出発の直前接種は避けましょう。
フード・薬・持ち物リスト
フードは基本持ち込みの店が多いです。旭ヶ丘ペットクラブも持ち込みが基本で、用意は1食100円〜。
| 持ち物 | ポイント |
|---|---|
| 普段のフード | 日数+予備1食分を小分けに |
| 薬・投薬指示 | 用法用量をメモして添える |
| ワクチン接種証明 | 有効期限内のものを原本またはコピー |
| 首輪・リード | 名前を記入しておく |
| 普段の匂いがついた物 | タオルやおもちゃで安心させる |
匂いのついたタオルは効きます。慣れない場所での不安をやわらげる、地味だけど大事な一品です。
予約方法とキャンセルポリシー
電話や予約フォームで日程・サイズ・ワクチン状況を伝えるのが基本です。キャンセル料の発生時期は店舗で違うので、予約時に必ず聞いておきましょう。
繁忙期の混雑と急な預け入れ
連休は早く埋まります。新札幌の動物病院はゴールデンウィーク・お盆・年末年始を繁忙期料金と明記しています。この時期は料金も上がる前提で。
当日の急な預けは、一時預かりに対応する店なら受けてくれることがあります。ただし満室なら無理なので、繁忙期ほど早めの連絡が正解です。
お預かり中の過ごし方と付帯サービス
預けた後、うちの子がどう過ごすかは気になりますよね。散歩の頻度、送迎、トリミング併設の有無は店舗で差が出ます。

散歩・運動・ケアの1日のスケジュール
散歩は標準で含まれる店と、追加料金の店があります。旭ヶ丘ペットクラブはお散歩追加が1泊+500円、ルル動物病院も散歩追加500円/泊です。
運動量の多い子は、ランで自由に遊べるコースがある店を選ぶと満足度が違います。
送迎サービスの有無と対応エリア
送迎の有無と対応エリアは公式で明記されていない店も多く、ここは個別問い合わせが確実です。車のない方は予約前に必ず確認を。
トリミングや動物病院併設の有無
円山動物病院やルル動物病院のように病院併設なら、健康チェックと宿泊が一度で済みます。トリミングサロン併設なら、お迎えの日にシャンプーして帰す、という使い方もできます。
トリマーとして言うと、預けるついでのトリミングは時短になって便利です。混雑期は予約が取りにくいので早めに。
営業時間・お迎え時間の柔軟性
お迎え時間の幅は店ごとに大きく違います。犬専用完全個室のホテルは時間外受付を7:30〜9:00と19:00〜21:00に設定していて、早朝・夜の対応に強いです。
円山動物病院は1泊が「午前お迎え」前提の料金設定。仕事帰りに引き取りたい人は、お迎え時間を予約時に確認してください。
シニア犬・持病・分離不安があるペットへの対応
高齢や持病のある子こそ、預け先選びは慎重に。投薬対応と緊急時の体制を最優先で確認してください。

投薬や持病がある場合の預かり可否
投薬が必要な子は、看護師・獣医のいる病院併設ホテルが安心です。前述のとおり円山動物病院やルル動物病院は看護料の設定があり、預かり中のケア体制が料金に組み込まれています。
薬の種類によっては受け入れ不可のこともあるので、予約時に薬名まで伝えましょう。
慣らし預かりでストレスを減らす工夫
いきなり連泊させると分離不安が出る子がいます。私のおすすめは、まず日帰りプランで一度試すこと。犬専用完全個室のホテルは日帰りプラン(9:00〜19:00)が2,500円です。
短時間の成功体験を積ませてから本番。これだけで初泊のストレスがだいぶ減ります。
緊急時の動物病院との連携
病院併設でない店を選ぶなら、提携先の動物病院があるか、夜間に体調を崩したらどう動くかを確認してください。ここを濁す店は、私はおすすめしません。
【現場目線】札幌で後悔しないための注意点とチェックリスト

15年この業界にいて思うのは、トラブルの大半は「事前確認の不足」から起きるということ。見学と料金の内訳確認だけは、面倒でもやってください。
内覧・事前見学で確認したいこと
預ける部屋の広さと清潔さ、匂い、他の子の様子。これは写真ではわかりません。実際に立ってみて違和感がないかが判断材料です。
スタッフが犬にどう声をかけるかも見てください。慣れた人の手つきは、見ればわかります。
見落としやすい追加料金の落とし穴
宿泊料だけ見て安いと思ったら、看護料・散歩代・繁忙期料金で総額が変わることがあります。
| 項目 | 金額の例 | 店舗 |
|---|---|---|
| 看護料(1泊) | 2,200円 | 円山動物病院 |
| 看護料 | 500円〜/日 | ルル動物病院 |
| お散歩追加 | 500円/泊 | 旭ヶ丘ペットクラブ・ルル動物病院 |
| 大型犬舎使用 | +500円/泊(13kg以下) | ルル動物病院 |
| 繁忙期料金 | GW・お盆・年末年始に設定 | 新札幌の動物病院 |
「税込か税抜か」も最後に確認を。WONWONやペットハウステンテンは税込と明記していますが、表記がない店は問い合わせた方が安全です。
札幌のペットホテルに関するよくある質問
最後に、相談でよく出る3つの質問に答えます。

よくある質問
預け先は値段より「安心して任せられるか」で選んでほしい。気になる店ができたら、まず一度日帰りで見学を兼ねて使ってみる。それが後悔しない一番の近道です。
