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トリミングの頻度・自宅ケア

トリミング頻度を犬種別に解説|おすすめの目安と費用比較

田中 さやか / 更新:2026-06-24
トリミング頻度を犬種別に解説|おすすめの目安と費用比較
「うちの子、何週間に1回トリミングすればいいの?」——サロンに来るお客さまから一番よく聞かれる質問です。結論から言うと、毛が伸び続けるトイプードルやマルチーズは約3〜4週間に1回、柴犬やチワワのようなダブルコート・短毛種は1〜3か月に1回が目安になります。

私はトリマー歴15年、今は自宅でトリミングサロンを5年運営しています。犬種だけでなく毛質・年齢・生活環境で頻度は変わるので、現場で実際にどう判断しているかも交えて整理します。

この記事を読むと、愛犬の犬種別の頻度の目安、被毛タイプごとのケア、費用相場の比較、自宅とサロンの使い分けまで一度に分かります。

犬種別トリミング頻度の目安一覧表

同じ犬なのになぜ価格が違う?
同じ犬なのになぜ価格が違う?

まず一番知りたいであろう、犬種別の頻度を表にまとめます。複数の業界・飼育者向け情報を照らし合わせると、毛が伸び続ける犬種ほど短いサイクルになります。

犬種別トリミング頻度の目安
頻度は毛質・生活環境・皮膚状態で前後します。あくまで目安です。
タイプ主な犬種頻度の目安ケアの中心
カット犬種(長毛・伸び続ける)トイプードル・マルチーズ・ヨークシャテリア・シーズー・ビションフリーゼ3〜4週間に1回カット+シャンプー
やや伸びる長毛ポメラニアン・チワワ(ロング)・ダックス4〜6週間または6〜8週間に1回シャンプー+ブラッシング中心
ダブルコート柴犬・コーギー・ラブラドール1〜2か月または2〜3か月に1回抜け毛対策のシャンプー・ブラッシング

被毛タイプ別に分けた頻度とケア方法

犬種名で覚えるより、被毛タイプで分けたほうが応用が効きます。私がカウンセリングで最初に確認するのも毛質です。カーリー・ダブルコート・シングルコートの3つで考えます。

被毛タイプ別に分けた頻度とケア方法

カーリーコート(巻き毛)のケアと頻度

トイプードルやビションフリーゼに代表される巻き毛は、毛が抜けずに伸び続けます。だから3〜4週間に1回のカットが要ります。巻き毛は内側で毛が絡みやすく、放っておくと一気に毛玉化します。

正直、このタイプは自宅ケアだけで維持するのが一番難しいです。間のブラッシングをサボると、次のサロンでバリカン全刈りになりがち。

ダブルコートと換毛期の抜け毛対策

柴犬・コーギー・ラブラドールはダブルコート。カットは基本不要で、抜け毛対策のシャンプーとブラッシングが中心になります。頻度は1〜2か月、または2〜3か月に1回が目安です。

春と秋の換毛期はアンダーコートがごっそり抜けます。この時期だけはサロンの「シャンプー+ブロー(抜け毛除去)」を1回挟むと、家の毛だらけが激減します。

シングルコートのケアと頻度

アンダーコートが少ないシングルコートは、抜け毛が比較的目立ちません。ポメラニアンやチワワのロングは4〜6週間〜6〜8週間に1回が目安で、カットより清潔さの維持が目的になります。

トリミングの費用相場とサロン選び

頻度が分かったら次はお金の話。ここは飼い主さんが一番シビアに見るところです。正直に言うと、サロン料金は地域・店・仕上げ内容で幅が大きく、公的に統一された相場表はありません。

トリミングの費用相場とサロン選び

だから「いくらです」と断言できる全国共通の数字はありません。料金は必ず利用するサロンの公式メニューで確認してください(要確認)。下では費用を左右する要素を整理します。

犬種・サイズ別の料金比較

料金は基本「サイズと毛量」で決まります。小型のトイプードルより、毛量の多い大型犬のほうが高くなる、という構造です。

料金が上がりやすい条件
具体的な金額は各サロンの公式メニューで要確認。
条件料金への影響理由
体が大きい上がる作業時間と使う薬剤量が増える
毛量が多い・毛が長い上がる乾かす・ほぐす時間がかかる
毛玉がひどい追加料金が出やすいほぐし作業が別料金になる店が多い
オプション(歯磨き・薬浴等)上がる基本コース外のため

サロンと自宅トリミングのコストと使い分け

自宅ケアは道具を一度そろえれば1回あたりの費用はほぼゼロ。ただし時間と技術が要ります。私の考えはこうです。カットはサロン、間のブラッシングと部分洗いは自宅、という分担が無理なく続きます。

全部を自宅でやろうとすると、巻き毛犬種は失敗して結局サロンで直す——これが一番もったいないパターンです。

予約の取り方と繁忙期を考慮した頻度管理

予約は早い者勝ちです。トリミングサロンが混むのは換毛期(春・秋)と、年末年始・ゴールデンウィーク前。この時期は2〜3週間前でも埋まります。

私のおすすめは、サロンを出るときに次回を予約してしまうこと。3〜4週間サイクルの子なら、これで頻度が自動的に守られます。

自宅ケアとサロンを組み合わせる方法

【ポメラニアントリミング】ポメラニアンにカットは必要?カットの種類や頻度、注意点、自宅でカンタンにできるお手入れ方法までご紹介【私は犬が好き I love Dogs】
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サロンに行く頻度が3〜4週間に1回だとしても、その間を放置すると毛玉ができます。間を埋める自宅ケアがあって初めて、サロンの仕上がりが長持ちします。

必要な道具とその役割

自宅ケアの基本道具
道具役割使う頻度の目安
スリッカーブラシ毛のもつれ・抜け毛を取る巻き毛は毎日、ダブルコートは換毛期に毎日
コーム(金櫛)毛玉の残りを最終チェックブラッシング後
爪切り伸びた爪をカット2〜4週間に1回
イヤークリーナー耳の汚れ拭き取り週1回程度

自宅でのブラッシング頻度との連動

ブラッシングはサロン頻度と連動させます。巻き毛のトイプードルやマルチーズは毎日、ダブルコートの柴犬は週2〜3回、換毛期は毎日。これだけで毛玉トラブルがぐっと減ります。

皮膚に届くようコームで地肌までとかすのがコツ。表面だけなでても、内側の毛玉は防げません。

トリミングを嫌がる犬への慣れさせ方

嫌がる子に無理は禁物です。私が子犬や新しいお客さまにやるのは、足先・耳・しっぽを1秒触ってご褒美、を毎日繰り返すこと。「触られる=いいことがある」を先に教えます。

ドライヤーの音が苦手な子は、まず遠くで弱風から。一気に全身洗おうとせず、足だけ・お尻だけ、と小分けにすると挫折しません。

年齢・個体差による頻度の調整

同じ犬種でも、子犬とシニアでは頻度の考え方が変わります。教科書の数字をそのまま当てはめず、その子の状態で微調整するのが現場のやり方です。

年齢・個体差による頻度の調整

子犬・シニア犬の頻度と注意点

子犬は社会化のため、生後早めにサロンの雰囲気・音・台に慣らすのが大事。最初は短時間で切り上げ、回数で慣れさせます。

シニア犬は体力が落ちるので、長時間の作業が負担になります。私のサロンでは、シニアはカットを簡略化して時間を短く、頻度は無理のない範囲に伸ばすこともあります。心臓や関節に不安がある子は、かかりつけ獣医に相談してから。

毛量・生活環境・運動量による違い

同じトイプードルでも、毛量が多い子はもつれが早く、4週間を待たず毛玉になります。外をよく走る子は足回りが汚れやすい。室内中心で運動量が少ない子は伸びるペースに合わせればOKです。

つまり犬種の目安はスタート地点。その子の毛と汚れ具合を見て前後させてください。

季節ごとのケアスケジュール

季節別のケアの重点
季節重点ケアポイント
換毛期の抜け毛除去ダブルコートはブラッシング毎日
清潔・蒸れ対策足裏・お尻周りを短めに、皮膚の蒸れに注意
換毛期の抜け毛除去冬毛に生え変わる前にしっかり除去
保温・乾燥対策刈りすぎない、しっかり乾かす

頻度を怠ると起こる健康トラブルとリスク

「少しくらい伸びても大丈夫」と先延ばしにした結果、皮膚トラブルでサロンに駆け込む——これ、本当に多いです。頻度を守ることは見た目だけでなく健康管理そのものです。

頻度を怠ると起こる健康トラブルとリスク

毛玉・皮膚トラブルの具体例

毛玉は放置するほど皮膚を引っ張り、内側が蒸れて赤くなります。ひどいと皮膚炎や、毛玉の下に湿疹が隠れていることも。固まった毛玉はブラシで取れず、バリカンで刈るしかなくなります。

足裏の毛が伸びすぎると床で滑り、関節に負担がかかります。目の周りの毛が伸びれば角膜を傷つける危険も。どれも数週間サボった結果として現場でよく見ます。

衛生管理と健康チェックの役割

定期的なトリミングは健康チェックの機会でもあります。シャンプー中に皮膚のしこり・赤み・耳の汚れ・爪の状態を確認できます。私も施術中に小さな異変に気づき、受診を勧めたことが何度もあります。

お尻周りを清潔に保てば、汚れによる炎症や臭いも防げます。衛生管理は、頻度を守るからこそ成り立ちます。

よくある質問(FAQ)

高齢犬(老犬)のトリミング頻度はどうしたら良い?月1は多い?負担の少ないトリミングとは
高齢犬(老犬)のトリミング頻度はどうしたら良い?月1は多い?負担の少ないトリミングとは

サロンで実際によく聞かれる質問に、私の言葉で答えます。

よくある質問

トリミング頻度の犬種別おすすめとは?
毛が伸び続けるトイプードル・マルチーズ・ヨークシャテリア・シーズーなどは約3〜4週間に1回、ポメラニアンやチワワ(ロング)は4〜6週間〜6〜8週間に1回、柴犬やコーギーなどダブルコート犬は1〜2か月〜2〜3か月に1回が目安です。毛質・毛量・生活環境で前後させてください。
トリミングの費用はどのくらい?
料金はサイズ・毛量・地域・店・オプションで幅が大きく、全国共通の相場表はありません。具体的な金額は利用するサロンの公式メニューで必ず確認してください(要確認)。毛玉がひどいとほぐし料金が別途かかる店が多いです。
トリミングの始め方は?
まず愛犬の犬種・毛質から頻度の目安を決め、近くのサロンに初回予約を入れます。子犬や慣れていない子は、自宅で足先・耳・しっぽを毎日少し触り、ご褒美とセットで慣らしておくとスムーズです。サロンを出るとき次回を予約しておくと頻度が守りやすくなります。

愛犬の犬種が分かったら、まず表で目安の週数を確認して、最初の1回をサロンに予約する。今日できる一歩はそれだけです。あとはサロンの帰り際に次回を取る——これを習慣にすれば、毛玉も皮膚トラブルもほとんど避けられます。

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田中 さやか

自宅トリミングサロン開業・運営中(開業歴5年) ・ JKC認定トリマー資格保持

ペットトリマーとして10年以上サロン勤務を経た後、自宅でトリミングサロンを開業。開業準備中に感じた「情報の散らばり」を解消したくて、資格・費用・手続きの実体験をもとに記事を書いています。

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田中 さやか
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ペットトリマーとして10年以上サロン勤務を経た後、自宅でトリミングサロンを開業。開業準備中に感じた「情報の散らばり」を解消したくて、資格・費用・手続きの実体験をもとに記事を書いてい

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